会社に行きたくない。そんな時あなたは我慢して行く?休む?転職する?

会社に行きたくない、会社勤めをしている人なら一度は考えたことがあると思います。

特に長期連休や土日などの休み明けの月曜日には強く感じることが多いでしょう。

まあそう思うのは多少は仕方がないことかもしれません。どれだけ仕事が好きで面白いと思っている人であっても、休み明けに会社に行くのがめんどくさい、行きたくないなーと思うことがあるでしょうから。

ただ、もし毎日のように会社に行きたくない行きたくないと感じて、苦痛で仕方なくなっているのであれば、その状態からどうすれば脱することができるのか一度考えてみる必要があります。

なぜこんなに会社に行きたくないと思ってしまうのか

そもそもなぜ会社に行きたくないと思ってしまうのでしょうか。まずは理由を明確にするところから始めてみましょう。

人によって色々な理由があると思います。

上司に怒られる

会社に行くと毎日のように上司に怒られてしまう人は決して少なくないはずです。

上司の目の敵にされている、職場自体がそういう雰囲気など原因は違うとしても、怒られるというのはかなりの苦痛であり、精神的なストレスも非常に大きなものです。

今日も怒られるのかー。そんなことを思っていたら会社に行きたくないのも当然です。

自分なりに一生懸命やってもだめ、すでに信頼を失っていて何をしようにも悪循環。もうどうすればいいのかわからなくなってしまっているなんて人も多いかもしれません。

怒るのは成長を期待してだとか、しばらくすれば仕事ができるようになって怒られなくなるなんていうのは気休めにもなりませんよね。目の前の辛い状況はできるだけ早く抜け出しく、いつかはなんてことを考えている余裕なんてその状況に陥ると持つことなんてできません。

人間関係が上手くいってなく、会社に居るのが辛い

上司にしろ同僚にしろ、職場で一緒に過ごす人たちとの人間関係が上手くいっていないというのはそれだけでストレス。

居心地の悪い場所に行くことに対して行きたくないというのは当たり前のことです。

人間関係というのは、自分ひとりの力でコントロールするなんてことが当然できないことですし、一度悪くなってしまうと改善することに期待することすらできなくなります。

肩の力を抜いて程よく距離感を保つ。それができれば苦労しないかもしれませんが、それができる人は少なくただ会社に行って耐えるだけになってしまっている人が多いと思います。

頭痛や吐き気。体調不良でしんどい

風邪を引いた、なんか頭が痛いし吐き気もする。そんな体調不良の時、会社に行きたくない、家で寝ていたいなんて思うのは当然のことですよね。

ただ多少の体調不良なら会社を休むことができないという人も多いと思います。

休んでしまうと仕事が遅れて自分の仕事が大変になる、そもそも上司が休むことを許可してくれない、ちょっとのことで休んだら周りから冷たい目で見られる。

有給休暇という労働者にとっての権利が与えられているにも関わらず、それを行使することがあまり許されていないという環境が多数の企業の中にあります。

また、人によっては会社に行く時間が近づくと頭痛や吐き気がするなんて人もいるでしょう。

大きなストレスは、時に人の体に異常をきたします。もしかしたらあなたの体が限界を迎えているというサインを出しているのかもしれません。

他にやりたいことがある

仕事は基本的に面白くないことが多いです。それに対して仕事以外の時間にできることは楽しいことが多いです。

誰だって楽しいことをしていたいと思うのは当然のことであり、わざわざ面白くないことをしたいなんて思う人はいないでしょう。

これは特に残業が多かったり、休みが少なかったりして、自分のプライベートの時間をあまりとれていない人ほど強く感じるようになるかもしれません。

人によっては毎日終電近くまで仕事で平日は仕事と寝る時間以外なく、自分のやりたいこと、好きなことができる時間が全くないなんて人もいると思います。

恥をかくことになりそう

人前で恥をかくというのは誰もが嫌なこと。ただ仕事ではそういう場面もしばしばあるという人も多いでしょう。

プレゼンなり報告があって、いつもあれこれと指摘されてしまう。準備不足を指摘されるが他の仕事もあって十分に準備時間をとることができない、なんてこともありますよね。

恥をかくことは成長につながる、気にしないようにすればいい。そんな風に言う人もいますが、それができない性格の人もいます。

朝会社に行きたくない。そんな時あなたならどうする?

朝会社に行きたくない。そんな時あなたならどうする?

こう考えてみただけでも、会社に行きたくない理由なんて山ほどあります。

ではあなたがそれに直面した時にどうしますか?

結局いつも通り会社に行く

おそらく多くの人は結局いつも通り会社に行くことになるでしょう。

辛い気持ちを抑え、行かなくてはいけないからとりあえず行く。それが当たり前になっていると思います。嫌なことがあるたびに会社を休むなんてことはできるわけありませんしね。

だるいなー、めんどいなーというくらいの気持ちであれば、とりあえず会社に行ってみると意外に平気で仕事に集中できるようになることが多いです。

ただ、行きたくないと思う重大な原因がある場合はむしろ会社に行ってからが辛く、結局次の日も、また次の日も行きたくないと思い続けるだけ。何の解決にもならないことがほとんどです。

思いきって会社を休む

時には思い切って休んでみるということも大切なこと。確かに頻繁には休むことができないかもしれませんが、もう限界なんて時は決まった休日以外にも休むことも必要です。

日思い切って休んでみると意外にすっきりしたなんてこともあるかもしれません。

ただやっぱり一時的な解決になってしまい、また行きたくないと思ってしまうことになるのは自明。むしろ休んだことによってさらに思うことになるかもしれません。

毎日のように会社に行きたくないと思ってしまう。そんな時どうすればいい?

毎日のように会社に行きたくないと思ってしまう。そんな時どうすればいい?

もし会社に行きたくないと毎日のように思ってしまうのであれば、とりあえず会社に行き続けたり、とりあえず1日だけ休んでみたりしても根本的な解決にはつながらないことがほとんどです。

そんな時、何かを変えてみなくてはなりません。

私生活を見直し、充実させる

私生活を充実させることは、自然と仕事への充実に繋がる可能性があります。

平日に仕事と家を往復するだけではなく自分なりに楽しいと思える予定を入れてみたり、休日をだらだら寝て過ごすのではなく何か趣味を作って没頭してみたり。

仕事以外の時間を疲れているからとだらだら過ごして疲れをとるだけになってしまうと、全てが仕事の為の時間となってしまいストレスも解消されません。

仕事以外の時間は仕事以外の為に使う。これが大事です。

仕事に対する接し方を変えてみる

仕事のことは仕事で解決するのも大切。仕事の接し方を変えてみるというのも一つの手です。

仕事の進め方

仕事は上手くやらなくてはならない。そう思えば思うほどプレッシャーは強くなってしまいます。

ただ、仕事は自分ひとりで上手くやろうと思ってもなかなか上手くは進みません。

できないことはできない、助けてもらうものは助けてもらうということを頭にいれておき、上司や先輩なども積極的に頼るようにしてみてください。

自分にとっての仕事の大きさ

仕事というものを大きなものと捉えれば捉えるほどに、人は仕事に追い詰められてしまいます。

また仕事に対して、周囲の人間に期待すれば期待するほどその期待を裏切られることになり、落ち込む原因になります。

仕事なんてものはそこまで身を削ってやる必要がないもの。もう少し気楽に捉えてみてもいいかもしれません。

仕事を辞めることも考える

あまりにも会社に行くのが嫌なら仕事を辞めることだって考えていいんです。

行きたくないという気持ちを抱いている以上、その場にとどまり続けるのは単なるストレス。そのストレスは徐々に蓄積されあなたの体に悪影響を及ぼしていくことになります。

辞めたいけど辞められない。そんな考えは大きな間違い。辞めて解決できることがあるなら進んでやってみるべきです。

プライドは自分を追い詰めるだけ

辞めたいけど辞められない。その一つの理由にプライドという壁があるかもしれません。

仕事を辞めることは逃げたみたいで嫌だ、せっかく大企業に入ったのに辞めたら周りに変な目で見られる。そんな風に思ってしまう人もいるでしょう。

ただ、単にプライドによって本当は自分がしたいと思っていることをできないというのは、自分にとってマイナスのことでしかありません。

単に自分で自分を追い詰めるだけになるのです。

生活の為という言い訳はしない

生活の為に辞められないという人もいますが、はたして本当にそうでしょうか。

確かに仕事を辞めてしまえば収入を得ることができなくなりますが、転職すれば問題ありません。

転職先を見つけてからであれば生活に支障がでることはありませんし、給料を下げずに転職するというのはそれほどハードルが高いものではありません。

少なくとも転職活動をしてみてから無理かどうかを判断すべき。何もやらずに生活の為に今の仕事を辞めることができないというのは単なる言い訳にしかすぎません。

どこに行っても同じだなんて思わない

人によっては仕事なんてどの会社に行っても一緒だなんて言う人もいますが、はたして本当にそうでしょうか。

厚生労働省が発表している「転職者実態調査の概況」によれば、約半数以上の人は転職先に満足していると回答しています。

転職して状況が改善されたという人は本当に多いのです。

それを狭い視野にとらわれて変わらないと決めつけるのは、かなりもったいないことです。

会社に行きたくないのは仕方のないことだと終わらせない

会社に行きたくないと思うのは誰もが感じることで、もう我慢するしかない。

そう思ってしまうとそこで終わりです。

確かに毎日会社に行きたくて仕方がなくなるような会社はないかもしれませんが、少なくとも今の状況よりも良くなる可能性は大いにあることです。

ただ我慢するだけでは何も変わりません。一度どうすれば少しでも良くなるのかを自分なりにも考えてみてください。